めちゃくちゃ疲れているとても疲れているとてもとても疲れている

今の私がなぜここまで疲れているのかというと、朝

というか夜中の2時に目が覚めた。なぜなら寝ていたはずの布団がしぼんでいたから。

私は翌日のディズニーランドのために従姉妹の家に泊まっていたのだが、布団が無いので従姉妹が用意したエアマットレスを敷いて寝ていた。しかし、そのエアマットレスの空気が抜けて、気が付けば私の尻は深く沈み、ふにゃふにゃの水風船の上で寝ているような状態になっていたのである。

 

目覚めたは良いものの、今さらエアマットレスを膨らますのも面倒なので、そのまま床に転がって寝ようとした。が、一度目が覚めるとなかなか寝れない体質な私。待てど暮らせど眠りにつけず、結局朝の6時に眠りについた。

そして気が付けば朝の8時半。電車に乗っているはずの時間にようやく目覚めた。1時間半も寝坊しているのだから先に起きていた従姉妹は私のことを叩き起こしても良いはずなのだが、しぼんだマットレスを目の当たりにし、事情を悟ったのか起こさずに待っていたようである。

 

そんなこんなでディズニーランドに着いたのは11時であった。そしてここで私は重大なミスをおかす。

リュックをロッカーに預けなかったのである。なんだ、その程度か、と思ったそこのあなた。リュックサックをなめてはいけない。厳密に言えば服とパジャマを詰めたリュックをなめてはいけない。

今までの私は教科書を何冊も詰めてパンパンにさせたリュックを背負って学校へ行っていたので、ほとんど服しか入っていないリュックはとても軽く感じた。そのため、このくらいなら1日中背負っていられるだろうと軽い気持ちでずっと背負っていたのだが、3時間を過ぎたあたりですでに肩は悲鳴を上げ始めた。背負ってから3時間といえば、ディズニーに着いてすぐに朝ごはんを買って食べていた時間である。夜8時に終わるエレクトリカルパレードまでこの肩は持つのだろうか。そんな不安がよぎったが、ここは夢の国である。リュックの重さで肩がやられるなんてそんなの現実の世界だけだろう。

 

そうこうしているうちに15時のお昼のパレードの時間になった。この頃には肩こりに加えて寒さがピークを迎えた。風がとても強かったのである。昼に寒さのピークを迎えるなんて夜は一体どうなってしまうのか、、、寒さとリュックの重さで疲労はどんどん増して行く。

 

パレードが終わり、まだ17時であったが、先にお土産を買うことにした。だいたいのゲストは帰る時間である21時頃にお土産を買うので、この時間は空いているためだ。

のはずだったが、なぜかお土産コーナーは大変混雑していた。めちゃくちゃ人が多い日の21時くらいの混み具合である。リュックを背負ってズカズカと歩いて行くなんてとんでもない。これはまずいとリュックを下ろしたにも関わらず、荷物無しの単体な生身の私でさえ1歩も動けないのだ。

ここでついに限界を超えた私は、もうエレクトリカルパレードなんていつでも観れるからと理由をつけて帰ることにした。パレードや35周年限定のショーを見るために遥々ディズニーへやって来たことなどどうでもよい。健康が何よりも一番である。心が疲れてはせっかくのパレードだって楽しめるはずがない。

 

そう決めた私はそそくさと関西まで帰ることにした。しかし、東京駅の新幹線乗り場でぐったりして弁当を買う時間が無くなり、新幹線のホームを間違え、新幹線内の席を間違える始末。挙句の果てに家へ向かうバスに乗り、降りようとしたまさにその時、ポップコーンケースを落として床一面にポップコーンをばら撒くという前代未聞の事件を起こした。バス内の関係ない乗客にまで夢の国気分を 頼まれてもいないのにおすそ分けし、もうなるようになれ、という気持ちである。

バスの中にはポップコーンを片付けてくれるキャストもおらず、自分で片付けるしか無かったが、さっさと降りなければバスは発車してしまう。パニックと疲労に満ちた私は、落ちたポップコーンを右手で一掴みだけ拾い、バスを降りてその辺の林に投げ捨てた。バスの運転手さん、乗客の皆さん、拾ってやれなかった残りのポップコーンたちをどうか温かい目で見てやってください。

 

そんなこんなでようやく家に辿り着き、今はベッドの上でこのブログを書いている。目はとっくに半目でコンタクトは干からび、文章を書く脳みそも能力も無くなってかなりイライラしながら書いている。

ブログは本来楽しく書くものなのに...どれもこれも今日が特別に疲れているせいだから、と思いたい。