匂いの話

ある人の日記に、「“彼氏の香り”のシーブリーズが欲しいし、香水欲しいし、芳香剤も欲しい。ファブリーズも欲しいし、玄関とかに置く、あの通り過ぎた人感知してプシュって出るやつ欲しい、しかも私だけに反応して匂い発して欲しい。」と書かれてあったがこれは紛れもなく私の日記である。

こんな気色の悪い日記を書いていたのかと自分でも驚いたが、それでもその日記に共感してしまうくらい、私は匂いフェチだ。女性は割と多いと思うが、彼氏の匂いが好きというより、匂いが好きだからその人のことを好きになると言った方が妥当かも知れない。

逆に言えば、ちょっと良いなと思った人でも、匂いが好きじゃなかったり臭いと感じれば、全く興味がなくなってしまう程だ。

ちなみに私は、前世が犬だったんじゃないかと思うくらい鼻がいい。特に好きな人の匂いに対するセンサーはずば抜けて優れている。肘をつきながらボーっと授業を聞いていると、どこからともなく好きな匂いがするなと鼻をクンカさせて匂いの元を探したら、昨日彼氏の家から持って帰ってきた腕時計だったなんてこともある。

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これは好きな人の匂いを嗅ぎ分ける能力に優れているのか、ただ単に鼻がいいのかは分からないが、とりあえず私は匂いフェチであることは確かだ。彼氏の一番好きなところは?と聞かれれば、間髪入れずに「匂い!!」と答えれるくらいにはフェチである。

科学的進歩を遂げた現代だが、好きな匂いの香水を自由に作れるようになる時代が来ることを祈るばかりだ。